わたしたちポロッコリーメンバーは
今は「ハモンド44」をメインに愛用してますが、
かつて「メロディオンM-37」を吹いてました。
このメロディオンM-37には「トランペット型唄口」が標準装備でついています。

トランペットなど金管楽器でおなじみの形のマウスピースです。
(実際バジングもできる。)

このトランペット型、別の形の唄口と吹き比べると、
吹きやすさが実感できます。
息のコントロールがしやすいし、
アンブシュアがくずれないし、疲れない。
個人の好みや吹きやすさはそれぞれだと思いますが、
かよこ&あいはかなり自信を持って
「トランペット型は吹きやすい!」と断言いたします。

ところが、かよこ&あいが普段使っているのはコチラ。

これは「アンデス25」に標準装備のS字型唄口。
グースネックと呼ぶ人もいます。
これは、息のコントロールがどーのこーのと言うよりは、
楽器を構えやすいのが最大のポイント。(ハモンド44の場合)
鍵盤がちらっと見える感じで吹けるのが良いのです。

このS字型、肝心の息のコントロールにはやや難があります。
先端部分が細くて小さいので、
なんとなく、唇や頬に力が入ってしまう感じがします。

そこで我々が思ったのは【トランペット型×S字型】の唄口!
これがあればパーフェクト!!

っていうのを、けっこう前から妄想半分、冗談半分、
(でも実は本気)でほしいほしいと言ってたんですが…
とうとう!ついに!できてしまいました!!!

じゃじゃーん!!

ふっふっふ。特注品です!
勝手に【ポロッコリーモデル】と言っちゃいましょう。



先日鈴木楽器の表敬訪問させていただきましたが、
あいちゃんとかよこは
「このチャンスで工場の人にマウスピースのことを熱烈に訴えよう!」と決めていました。
(これがメイン目的と言ってしまってもいい…。)

ミニライブのあと、ついに訪れたそのチャンスで、
かよこ&あいはトランペット型とS字型の良さを猛烈にアピールしまくりました。
そしたら数日後、鈴木楽器からこの夢の唄口が送られてきたのです!

いつもお世話になっているKさんからは
「私どもの専務が皆さんの演奏に感動して『すぐに作れ』と指示してくれたものです。
鈴木楽器一同からのプレゼントとして受けとってください。」というメッセージ。
専務さん、鈴木楽器のみなさま、ありがとうございます!感激です☆

やっぱりトランペット型は吹きやすいです。
唇と頬に余計な力が入らないので、息のコントロールが抜群にいいです。

大切に使って、表現に一層の磨きをかけていきたいと思います!



トランペット型唄口、ほんとうに吹きやすいので
ケンハモ吹きのみなさまは、ぜひ一度試してみてくださいね。