鈴木楽器から出ている2つの
ソプラノ鍵盤ハーモニカについて、
え~っと、音域の違いはどうだっけ…?
と思うことがしばしばあったので、
備忘録を兼ねて、比較してみました!
DSC00814
こちらは、ソプラノメロディオン S-32C
32鍵 f1~c4
材質:スチールカバー/青銅リード
本体寸法:430×100×50mm
本体重量:660g
この楽器の音色は、
ひとことで言えば「カワイイ♪♪」
まさに「ソプラノちゃん」というイメージ。
ちょっと乾いた感じの音色がします。

ポロッコリーでは、高音域がほしくて
ソプラノを使う、と言うよりも、
このソプラノの音色がほしくて
ソプラノを使う場面が多いですね。
この音色でアルト音域があればな~
と思ったりもします。


omote
こちらは、Hammond SS S-27H
27鍵 f2~g4
材質:アルミカバー/リン青銅リード
本体寸法:380×100×55mm
本体重量:590g
ピックアップマイク内臓の
エレアコモデルシリーズの高音域版。
「鍵盤ハーモニカです」と言われなければ
なんの楽器の音?と思ってしまうくらい
かなりユニークな音色です。
わりと抵抗があるので、息は要ります。

ユニーク&高音すぎて、
最初はどうやって使っていいのか
わかりませんでしたが、最近ようやく、
アンサンブルでの使い方というか、
この音色の活かし方、
コツをつかんできました!
SSはオーケストラや吹奏楽の
ピッコロをイメージすると良い感じです。
ピッコロの音でずーっとメロディを
聴くのが少ししんどく感じるのと同じで、
SSは使い方が大事なのかな~と思います。


ふたつのソプラノ、
大きさを比較するとこんな感じです。
 ↓ ↓ ↓
omote
SSのほうが、ずんぐりむっくりで、
音域が狭いのに、幅が太いです。


そして音域の違いは
こうなっています!
 ↓ ↓ ↓
hikaku
おさるさんが指しているFの音が
ちょうど重なっているポイントです。
こうして見比べると、
SSがものすごい高音域を
カバーしていることがよくわかりますね~。


鍵盤ハーモニカの音域について、
さらに詳しい情報はコチラ!
鈴木楽器のホームページに、
音域表が掲載されています。
さすがメーカー!参考になります!