アンサンブル ポロッコリーのブログ

鍵盤ハーモニカ四重奏のアンサンブルグループ。“ジャンルにとらわれない古今のいい音楽を演奏すること”をモットーに、幅広いレパートリーをオールオリジナルアレンジでお届け、関西を中心に各地のライブやイベントに出演しています。出張コンサートや音楽鑑賞会などのご依頼も受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

《鍵盤ハーモニカ四重奏》のアンサンブルグループです!
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2nd アルバム「The Proccoli」好評発売中!

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≪大人のための鍵盤ハーモニカ教室≫
NHK文化センター神戸教室 http://www.nhk-cul.co.jp/school/kobe/
 月1回 第1土曜日 15:30~16:50
(梅田教室についてはお問い合わせください)

カテゴリ: 楽器の話

NHKの鍵盤ハーモニカ講座、第1回目は
受講生のみなさんにお家にある楽器を持ってきて頂きました。

最新モデルから、古い教育用のモデルまで
いろんな楽器がそろいました。
今はもう販売されていないステキな色の楽器を
お持ちの方もおられました。
お互いの楽器を見比べて、みなさんも私たちも興味津々。


いちばんレアだったのは36鍵のメロディオン!
 ↓ ↓ ↓
IMG_8543.jpg

今販売されているメロディオンは、27鍵、32鍵、37鍵の3種類。
36鍵は一昔前まではよく見られましたが
いまは上にF(ファ)の音が増えて37鍵が主流です。

受講生さんは、「なんか鍵盤が足りないんです…」と不安そうにされていましたが、
もちろんこの36鍵の鍵盤ハーモニカで、なんの問題もありません。
いろんな楽しい曲を吹いて頂けます。
それにこの36鍵、とっても味のあるステキな音がするんです。
ぜひぜひ長く使っていただきたいです。




鍵盤ハーモニカって、
全世界的にみてどんな位置づけなのでしょう。
ポピュラーな楽器なのか。
マイナーな楽器なのか。

海外製の鍵盤ハーモニカは入手ルートが限られるし
そもそも情報があまり得られないので
さほどポピュラーな楽器じゃないのかしら??と思うことも多いです。

海外製といえばドイツのホーナー社ですが、
ホーナーのラインナップを見ていると
モデルチェンジがわりと早いな…と思います。
つい最近まであったのに、気づいたら生産中止とか。
過去にあったユニークな楽器がもう手に入らないとか。
次々に新しいものを出すほうが儲かるんでしょうかね。


こちらはお隣の国、韓国「Samick社」の鍵盤ハーモニカ。
ものすごく気になってるんですけど
現時点ではどうやら日本では入手できないみたいです。
Samick社は日本でいうところのヤマハみたいな
きわめてポピュラーな会社らしいので、
韓国の楽器屋さんとか行けば売ってるのかな?

37鍵でトランペット型マウスピース。
そしてこの配色!
メロディオンやピアニカに比べて音はイマイチ
というネットレビューがありました。
どんな感じかな~。
欲しいな~。


この間、持っている唄口(マウスピース)を並べてみました。

唄口(マウスピース)

本当に色んな種類がありますよね。
この中から、自分に合うものを選びます。
楽器ごとに、また演奏する曲によっても吹きわけたりしています。

講習ではそんなお話もしたいなと思っています( ´ ▽ ` )ノ
ぜひ覗きにいらしてくださいね!


『大人のための鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)教室』 受講生 募集中!
5月よりNHK文化センター梅田教室にて、鍵盤ハーモニカの講座を担当します。
初めての方から経験者までお気軽にご参加ください。一緒にアンサンブルを楽しみましょう!

講座のご案内はこちら
★お申込み・お問い合わせはNHK文化センター 梅田教室へお願いします
 TEL 06-6367-0880
 ホームページ http://www.nhk-cul.co.jp/school/umeda/




わたしたちポロッコリーメンバーは
今は「ハモンド44」をメインに愛用してますが、
かつて「メロディオンM-37」を吹いてました。
このメロディオンM-37には「トランペット型唄口」が標準装備でついています。

トランペットなど金管楽器でおなじみの形のマウスピースです。
(実際バジングもできる。)

このトランペット型、別の形の唄口と吹き比べると、
吹きやすさが実感できます。
息のコントロールがしやすいし、
アンブシュアがくずれないし、疲れない。
個人の好みや吹きやすさはそれぞれだと思いますが、
かよこ&あいはかなり自信を持って
「トランペット型は吹きやすい!」と断言いたします。

ところが、かよこ&あいが普段使っているのはコチラ。

これは「アンデス25」に標準装備のS字型唄口。
グースネックと呼ぶ人もいます。
これは、息のコントロールがどーのこーのと言うよりは、
楽器を構えやすいのが最大のポイント。(ハモンド44の場合)
鍵盤がちらっと見える感じで吹けるのが良いのです。

このS字型、肝心の息のコントロールにはやや難があります。
先端部分が細くて小さいので、
なんとなく、唇や頬に力が入ってしまう感じがします。

そこで我々が思ったのは【トランペット型×S字型】の唄口!
これがあればパーフェクト!!

っていうのを、けっこう前から妄想半分、冗談半分、
(でも実は本気)でほしいほしいと言ってたんですが…
とうとう!ついに!できてしまいました!!!

じゃじゃーん!!

ふっふっふ。特注品です!
勝手に【ポロッコリーモデル】と言っちゃいましょう。



先日鈴木楽器の表敬訪問させていただきましたが、
あいちゃんとかよこは
「このチャンスで工場の人にマウスピースのことを熱烈に訴えよう!」と決めていました。
(これがメイン目的と言ってしまってもいい…。)

ミニライブのあと、ついに訪れたそのチャンスで、
かよこ&あいはトランペット型とS字型の良さを猛烈にアピールしまくりました。
そしたら数日後、鈴木楽器からこの夢の唄口が送られてきたのです!

いつもお世話になっているKさんからは
「私どもの専務が皆さんの演奏に感動して『すぐに作れ』と指示してくれたものです。
鈴木楽器一同からのプレゼントとして受けとってください。」というメッセージ。
専務さん、鈴木楽器のみなさま、ありがとうございます!感激です☆

やっぱりトランペット型は吹きやすいです。
唇と頬に余計な力が入らないので、息のコントロールが抜群にいいです。

大切に使って、表現に一層の磨きをかけていきたいと思います!



トランペット型唄口、ほんとうに吹きやすいので
ケンハモ吹きのみなさまは、ぜひ一度試してみてくださいね。

つば抜き穴を閉じるフタ(?)が壊れた・・・。
というか、割れた。ガーン。

今日みんなで練習してて、途中で気づきました。
いまのところ、まだ音はなんとか鳴るんやけど
これで16日の本番中にほんとに音が鳴らなくなったら困る!

いつも大変大変お世話になっている鈴木楽器さんの元へ
いそいで修理に出そうかと思ったけど、
本番まであと1週間もないこの時期…
間に合わなかったらどうしよう…
宅急便受け取れなかったら終わりやし…

一瞬焦ったけど
次回ライブは幸いにしてケンハモ3本でOKなプログラムなので
マイ楽器はお休みさせて、
メンバーの楽器を借りることにしました。
不幸中の幸いです。

そんなわけで、
今日の練習でも、途中からメンバーの楽器を借りて吹きましたが、
吹いてみてびっくり!

『音が違う~!鳴り方が違う~!抵抗が違う~!』
なんで!?

鍵盤ハーモニカって、楽器の個体差がないというか、
奏者の個人差があまり出ないというか
管楽器や弦楽器ほどには差が出てこない
と、私は思ってるんですが、
それでもないなりにあるもんやなーと改めて思いました。
(当たり前っちゃ当たり前の話ですが。)





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